伊豆石
震災後、納期と価格高騰でますます縁遠くなった大谷石。
四ッ池メディカル工事中の、吉井医院長の一言が耳にとまり、沼津でランドノラ・デザイン事務所を主宰する、元スタッフ有賀氏の顔が浮かんだ。
早速電話を・・・・そして、その日の午後、採掘場にまで足を運んでくれた有賀氏(こないだの、焼き肉が効いたなぁ!?)
昨夜は、単価表を眺めながら・・・・・大谷石の6倍強度って? 厚みは半分でいいのかい? それって、圧縮強度? いやいや、曲げ強度でしょう! ところで、強度の計算式て・・・・どうだっけ????
話に加わった全員が、有資格者なのですが・・・・・試験直前の記憶力が良かっただけ。
先程、サンプルが届きました。質感や色合いも合格♪
今後は、大谷石と並行して使用の予定です。
以下、有賀氏宛てに届いた、メール内容を貼り付けます。地場産業を育てる事、大切ですね。
いつもは建築石材としてお風呂の石で使われますが、
昨年は、浅草寺の二天門修復にも使われました。
伊豆石の歴史は古く、江戸時代から江戸城の石垣(伊豆安山岩)
神社仏閣(伊豆凝灰岩)などに多く使用されてきました。
約2000万年前、太平洋の深海で堆積物が熱と圧力の作用で作られた
伊豆石はゼオライトを含み、今話題のセシウムや重金属の吸着、
水の浄化、遠赤放射、消臭など様々な作用があります。
伊豆石の粉を漆喰に混ぜた塗り壁や、軒下の水路に砕石にして入れたり
しています。
現在一箇所だけになってしまったこの山を残そうと努力しております。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
田辺@今夜は深谷氏のお付き合い!?特訓です(テコンドではありません・・・・彼の相手をしたら、死んでしまいます)
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